審美歯科知識

反対咬合の改善方法。オールセラミックでの治療はできるのか。

反対咬合と聞いて何のことかわかる方はいらっしゃいますか?
恐らく、大多数の方は『受け口』や『しゃくれている』と聞いたらお分かりいただけるかと思います。
反対咬合は、他の不正咬合に比べて顎の位置なども変わるので、治療の難易度は高いものとなりますが、程度によってはオールセラミックで改善することも可能です。

弊社にお問い合わせいただくお客様の中にも、長い期間反対咬合に悩まれていたけど、矯正は時間がかかるし、外科的処置は怖いしとご相談を頂く事がしばしばございます。

その方の下顎の歯がそれくらい前に出ているかによって、オールセラミックでの治療が適さない場合もございますが、軽度の反対咬合でしたらオールセラミックで治療することによって、その反対咬合を改善する事が出来るんです。

そこで今回は反対咬合についてお話ししていきたいと思います。

そもそも反対咬合とは

反対咬合=その名の通り上下が反対に咬合していることを指します。
つまり通常の上顎の歯が下顎の歯に覆いかぶさっている状態が反対に、下顎の歯が上顎の歯
に覆いかぶさっている(下顎が前突している)状態のことです。
絵のような感じです。

反対咬合は『下顎前突症』と専門的には呼ばれます。

反対咬合のリスクやデメリット

他の不正咬合と同様に、
・口を完全に閉じるのが難しく、口の中が乾燥し歯周病のリスクが高まる
・明瞭な発音がしにくい
・下の歯と噛合わないので食べ物をかみ切りにくい
など、生活をするうえでの不便さがあったり、お口の中のトラブルの原因になったりということもあります。

そして一番多い悩みが、客観的に見て、見た目が不格好というとこだと思います。
前突などと比べても見た目の違和感は大きいので、笑う時に手で口元を隠したりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

反対咬合になってしまう原因

そもそもなぜ反対咬合になってしまうんでしょうか?
その原因をいくつか挙げていきますね。

①下顎が過剰に成長した、上顎の成長が不十分
②永久歯への生え変わりが、良好に進まなかった
③先天的な原因
④舌の大きさ
⑤噛み癖・口呼吸などの悪い癖

などが挙げられます。

噛み癖や口呼吸以外はなかなか自分の努力だけでは防げないのが実情ですね。
(成長の途中段階でしたら、いろんな装置を装着することで改善を図れる場合もあります)

反対咬合の種類

そして反対咬合には大きく3種類あり、それにより治せるかどうかがある程度決まります。

①骨格性の問題(下顎が骨ごと前に突き出しているなど)
②歯並びだけが反対になっている(上顎が舌側に傾斜し、下顎が唇側に傾斜している)
③骨格性と歯並びの複合した状態

などの状態の差があります。

骨格性の反対咬合の場合は矯正や外科的な処置が必要となることが多くオールセラミックだけの治療では改善できない可能性がございます。
歯並びだけが反対になっている場合や軽度の骨格性の反対咬合の場合にはオールセラミックでの改善できる可能性がございます。

では、どういう風に治療をしていくのか、その内容や工程をお話ししていきます。

オールセラミックでの治療方法

基本的に上顎の歯を唇側に傾斜させ、下顎の歯を舌側に傾斜させることで改善を図ります。本数は実際に反対になっている歯により変わります。

【1】 神経の処置

前歯同士が反対になっているので、通常の咬合にするために歯を大きく削る必要があります。その為に神経を抜く必要があります。神経を抜いた後の穴の消毒や、かわりのお薬を入れる治療も必要になりますので、通常数回の通院が必要になります。

【2】 土台を築造する

上顎の歯は舌側に、下顎の歯は唇に向かって外に生えているので、その向きを土台を入れることによって逆の方向に調節します。

【3】 型取り・仮歯

オールセラミックの歯を作製する為に型取りをし、一定の期間仮歯をつけていただき歯茎の状態を整えます。

【4】 装着

出来上がったオールセラミックの歯を装着して完了です。

以上が通常行っている治療内容・行程になります。

反対咬合といっても、人それぞれ程度の差があり、治療回数や治療内容が異なってきます。
そして、上顎や下顎の位置を動かすことはオールセラミックの治療では出来ませんので、今の
生え際の位置から傾斜を変えるという方法になります。

お客様ごとにオールセラミックの治療が可能なのか、矯正や外科的処置を受けた方が良いのか
など治療内容が違ってきますので、まずは事前のカウンセリングで、どういう治療内容になるか
など詳しく確認をされることをお勧めします。

今回は反対咬合についてお話ししてきましたが、お分かりいただけたでしょうか?
どのような治療が適しているのか個人差がありますので、まずは事前のカウンセリングを受けられてみてはいかがでしょうか?

弊社でも事前カウンセリングを行っておりますので、お気軽にご相談くださいね。

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